大三島美術館

瀬戸内の美しい島々を結び、本州と四国をつなぐ架橋「しまなみ海道」。そのほぼ中央部に位置する大三島に、現代日本画の美術館として昭和61年7月にオープンしました。国宝の武具・甲冑で知られる大山祇神社に隣接し、切妻の大屋根と太い列柱が印象的な美術館です。館内の壁面は和紙で覆われ、やわらかく落ち着いた空間を演出しています。

大三島の
現代日本画美術館

所蔵作品は、現在の日本画壇を代表する作家たちの若かりし頃の作品が中心となっており珍しい。

大作が並ぶ
展示室

長い壁面を持つ展示室では、作家の意欲的な大作が並べられ、見る側も十分な距離を取って、その全貌を視界に収められる。

枯山水を
擁する庭園

神体山である安神山や鷲ケ頭山がきれいに見える庭園。春には白壁と桜の組み合わせが見事。

日本画の挑戦する力を体感する

 大三島美術館は開館以来、日本画家と共に歩み共に成長することを目指してきました。そのため館蔵品は、現在では日本画壇を牽引する作家たちの若かりし頃の作品(1970年代~2000年代)が大半を占めます。作品の変化が分かるこうしたコレクションは貴重です。これら館蔵品の公開と同時に、今の新進気鋭の若手作家との交流を活かした「現代日本画の美術館」にふさわしい企画展も開催しています。
 また開館10周年を記念して、田渕俊夫記念展示室を増設しました。本画をはじめ、制作過程での作家の感動が直接記録された素描、下図にいつでも出会うことができます。
 伝統的な日本画の技術を追求しようとする作品、従来の日本画の概念を崩す作品、など、若い作家ならではの力。ぜひ現在日本画の動きを、当館でご清鑑ください。

大三島美術館
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大三島美術館
の謎

展示されている日本画を見ると、ところどころ、キラキラ光ります。なぜキラキラしているのでしょうか。
A.絵具に鉱物が入っているから
B.絵具に金を刷り込んでいる
C.ニスを上から塗っている

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大三島美術館
利用案内

住所 愛媛県今治市大三島町宮浦9099-1
電話番号 0897-82-1234
営業時間 9時00分~17時00分
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は原則翌日振替)12月27日から12月31日まで
料金 一般 個人 520円
団体(20名以上) 420円
学生 個人 260円
団体(20名以上) 210円
高齢者(65歳以上) 420円
高校生以下または18歳未満 無料
駐車場 50台(無料)※大型バス可